祈る力
「どうしても心や声が届かない人にしてあげられることはないでしょうか?」と尋ねられた問いに、どう答えますか。思いを伝え自分勝手に意志を操作しようとしても、相手には決して入り込めない「自由意思」があり、乗り越えなければならない試練だとしたら仕方がない事なのです。思い描く思いは、自分勝手で偏ってしまいがちです。
この世の中に「視えない存在」があるとしたら、善or悪の両者がいるとしたら・・・善なる力に託してもませんか?
その存在に自身の思いを託すことは可能で、思いを祈った結果、その相手に伝えてくれる事は多々あります。
善なる思いを視えない存在に「任せる」事を前提に祈ってみてください。
そして、思いが正しい方向であれば、何らかの結果はついてきます。
恐ろしい事ですが、悪意に満ちた祈りにも、それなりの成果はあります。そして、その代償は、自身が負うべき課題として与えられます。
相談にきた友人は、夫婦関係で悩んでいて、どうしても旦那さんと仲直りがしたいが方法が分からず困っていると言ったので、祈りを中心とした、あるアドバイスをしたところ、前日まで口も目も合わせようとしなかった旦那さんが、次の日には「笑顔で挨拶をしてきてくれるようになった」と報告をもらいました。信じられないような結果がとても喜ばしい内容として返ってきました。
誰でもわかっているつもりの「祈る力」を、再認識して活用してみましょう