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秋の収穫を感謝する

裏庭で出来た柿を収穫した。

この季節は、「黄色」の橙が主役で、辺り一面にこの色が映える。

心からこの国に生まれたことに喜びを感じる。

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秋が訪れる度に、外国では季節を表すのに、「乾季」「雨季」しかない国がある事を知った時、多くの季節を愉しめる日本国の素晴らしさに感動したことを思い出します。

 

秋は一面を黄色から橙に変化させ、赤やこげ茶と言った様々な色で私たちを歓迎してくれています。そして、もうすぐ、家籠りをしなければならない季節の到来を教えてくれています。

 

柿の収穫や蜂の巣の冬支度、そして何よりもお正月に向けての準備もすでに始まっています。全ての恵みを頂くこの季節の為に、寒い冬があり、春があり、夏があると思います。

 

易学では人生を四季にたとえます。

「季節外れの行動は命の危険や満足を得られる結果は生まない。」と教えられます。冬の凍てついた大地に種をまくことは無謀で、芽が出る前に凍てついてしまいます。春には種をまき、夏には播いた作物を管理し、秋にはその恵みを頂く。季節に合った行動で、多くの恩恵を賜る事が出来るのです。

 

急いで冬に追い越されてしまう前に、今できる事を準備して、来る冬に万全の態勢で挑まなければいけません。準備された冬をきっちりと休んだ後だからこそ、良い種をまくことの出来る春を迎えられるのですから。