© 2013 beeex

愛する資格 ストーカーになってしまわないように

愛されたいために愛する事は、とても辛い事です。

戻ってくる「愛」を無意識に求め精一杯与え続けようとしますが、人を愛するとき、エネルギーは双方向に流れて、はじめて愛情関係が成立するため、片方だけの思い込みや激しいまでの執着は、破壊と言う悲しい結果を生み出してしまいます。

 

なぜそうまでして、一方的に愛情を注いでしまうのかは、その行為をしている本人がその理由を知りたくて悩んでいるのではないでしょうか?

誰だって愛されたくて愛そうとするのでしょうから、その思いが一方通行だとしたら本当に苦しくて悲しいものに違いありません。

 

執着してしまう原因は理論整然と説明が出来ないことが多く、その部分に自身がこだわってしまうのかが、分からなくて苦しいのではないでしょうか。

 

ストーカー行為を行っている本人が一番苦しいのかもしれませんが、その行為は決して正当化できるものではありません。なぜなら、他者によって心や体そして経済を脅かす権限はないのですから。

 

愛するための自身は、その相手に見合うだけの「自分」になっていますか?

思いが一方通行になっていませんか?

 

何度も失敗しそこから学び、また失敗をする、繰り返し練習して上手くなっていくものなのです。最初から上手く愛情を与えられる人はいません。その人その人の立ち位置や、その時代を背景としてそうやって学び続けていくものなのです。

 

愛情は、シーソーのようにバランスがとれてこそ居心地の良いエネルギーを発します。そして未熟な愛は学びを経て、本当の愛を与える事が出来るようになるのです。多くの悲しみ、苦しみ悩んだ後、次の扉を開いてください。新しい世界がきっと待っているはずです。