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その場所で育っていくという選択

裏で栽培している柿は無農薬で作るには知識や技術がいり、そしてなにより専業の農家さんに迷惑をかける事になるので消毒の散布を隣人が行う時に合わせてお願いしています。

気候と土壌が柿に適している周辺の土地は100年以上も前から栽培が始まり、有名な産地となっています。

わが裏庭の柿も肥料はなしで、年数回の枝払いと摘果そして下草の管理をするのだけですが、とても美味しいと評判です。

古く年代を重ねた老木から取れる柿は味が深くとても美味しいと言われています。

 

そんな柿の状況を観察していると、いくら頑張っても合っていない土地で作物を結実することは至難だと思いました。

良い結果とは、何となくやっていたら上手くいったということが多く、もし顔に皺を寄せて忍耐を誇示しながら進んでいるのであれば、心から望み歓んではいないので、最後には思ってもいない結果として提示されてしまいます。

 

苦労や忍耐や努力は時には大切なのでしょうが、その出発時点がすでに違っているとしたら、無駄な時間を費やすだけだと思います。

人格や性格は、その場所(職場)、その土地(会社)で作られていくので、頑張らなくてもよい環境で育ち、良い結果を生む場所であることの大切さを認識したいものです。